
MMDは前々から気になっていたのですがニコニコ動画で下の動画を見つけた直後から創作欲求が湧いてきました。
MMDとは「MikuMikuDance」の略で、樋口優氏が個人で開発された3DCGのアニメーションツールのことです。
で、上記のMMD動画はどうやって制作されてるのかを確認すべく、まずは動画作者さんのサイト(MMDBridge)を訪れてみることに。なるほど、MMDのデータをMMDBridge経由でOctanRenderに渡して画像を生成しているんですね。(MMDBridgeとは動画作者さんが開発されたMMDプラグイン(Pythonスクリプト)であり、OctanRenderはrefractive software社が開発したGPUレンダリングに対応した写実的な3DCGの画像を生成するプログラムです。)
また、サイトに依るとMMDBridgeの動作環境は次の通り。
- Windows XP/Vista/7 32bit/64bit のMikuMikuDance(DirectX9版)が動く環境
- 要 Python3.2
- 要 NVidiaのCUDAが動作するグラフィックカード(OctanRenderを動かすために必要)
ここで、必要になってくるものをまとめると、
- MMD(サイト:VPVP)
- MMDBridge(サイト:MMDBridge)
- Python3.2(サイト:Python標準リリース)
- OctanRender(商用版が必要、99€(ユーロ)、サイト:OctanRender)
- NVidiaのグラフィックカード
- 電源ユニット
今使っているグラフィックカードがRadeonのHD3650なのでNVidiaのものに交換する必要があります。また、NVidiaのグラフィックカードに交換となると電源ユニットも現状の450Wでは足りなくなる恐れがあるので、この際これも高出力のものに交換しようと思います。あとMMDの動作に関しては現状のパソコン環境がCPU:E8400、メモリ:DDR2(8BG)ですのでちょっと古めの仕様ですがアプリケーションで扱うキャラクターが極端に多くなければ(データ量が多くなければ)動作すると思われます。OSはWindows 7 Professional(64bit)なのでおそらく問題ないでしょう。
それからグ4,5日ほどググッて、検討した結果、650Wの電源ユニットとNVidiaのGTX550Tiを購入しました。交換作業などについてはまた後ほど記事を上げたいと思います。
「MMDを始めよう!と思った【電源ユニット導入編】」へ続く。